SGLT2 阻害剤であるdapagliflozin 第Ⅲ相:SU剤との併用上乗せ効果

subtype 2 of the sodium-glucose transport proteins,SGLT2 阻害剤であるdapagliflozinは、2型糖尿病 pIIIトライアルで糖尿病コントロール改善を示した。

24週ランダム化プラシーボ対照治験
ベースラインアー2型糖尿病でHbA1c7%-10%(平均約8.1%)と不良コントロール群

48週 dapagliflozin + glimepiride は、糖化ヘモグロビン(HbA1c)を、 プラシーボ+ glimepiride併用に比較して0.37%から0.70減少
空腹時・食後血糖の持続的低下、体重軽度減少(1.3-3.6パウンド:590g-1630g程度)。
血圧低下も示された。
副作用としては両群同等で、鼻咽頭炎、背部痛、上気道炎・気管支炎・咳嗽、脂質異常症、高血圧症、関節痛、下痢、消化不良。

情報ソース:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AdditionalMeetings/30132


2011年6月FDA委員会からからデータ不充分とのことで承認されなかったいきさつがある。(http://www.endocrinetoday.com/view.aspx?rid=85779)


発売中のジペプチジルペプチターゼ(DPP)IV阻害薬に比べてさほど優れてるとは思えないのだけど・・・

by internalmedicine | 2011-12-10 08:00 | 糖尿病・肥満  

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