腹腔内圧増加・腹部コンパートメント症候群:集中治療医によるドレナージ
2011年 12月 10日
CHEST December 2011 vol. 140 no. 6 1428-1435
腹腔内圧上昇(IAH Intraabdominal hypertension)・腹部コンパートメント症候群(ACS abdominal compartment syndrome)は従来緊急回復手術が行われてきた。救急治療医による腹水・腹腔内血液のベッドサイド・ドレナージ(percutaneous catheter decompression [PCD])が、開腹腹部減圧(OAD open abdominal decompression)より侵襲性が低いことでadovocateされてきている。
単施設の症例対照比較
PCD,OADともにIAP減少、ピーク吸気圧、腹部潅流圧増加増加とともに見られた。
PCDにより、25/31(81%)のOADを回避の可能性
PCD成功は、ドレナージ量>1000mLあるいはIAP>9mmHg(施行4時間)が要素
by internalmedicine | 2011-12-10 07:38 | 消化器