子宮頚癌:POBASCAMトライアル:ハイリスク型HPV検出キット :30歳以上の女性でも意義がある
2011年 12月 16日
Human papillomavirus testing for the detection of high-grade cervical intraepithelial neoplasia and cancer: final results of the POBASCAM randomised controlled trial
The Lancet Oncology, Early Online Publication, 15 December 2011
性感染ウィルスの多くは、免疫システムにより消失するが、特定のHPV種は頚がんへつながる持続感染を生じる。この高リスクウィルス種検査がRoche・Qiagen社で開発された。HPV検知として良好な検査で、5年間のPapスメア検査2回より優れていた。
29-56歳でも、HPV検査は前がん病変早期発見に役立つ。CIN grade 2以上、適切な治療がなされれば、CIN grade 3以上・頚部癌治療に役立つ。
by internalmedicine | 2011-12-16 14:55 | がん