血中ビタミンD、25(OH)D3濃度と死亡率の関連

Vitamin D deficiency and mortality risk in the general population: a meta-analysis of prospective cohort studies
Am J Clin Nutr January 2012 vol. 95 no. 1 91-100

ビタミンD、すなわち、25(OH)D3血中濃度と死亡率の関連
59231名の11研究ベースのparametric model

最大vs最小カテゴリーで推定・要約RRは、0.71(95%CI、 0.50,0.91)

parametric modelで、推定・要約RRは、25(OH)D血中値/L(中央値参考値 ~27.5 nmol/L) 12.5、25、50 nmol/Lで、それぞれ、0.86(95%CI、 0.82,0.91)、0.77(0.70,0.84)、0.69(0.60,0.78)

有意な減少は参照カテゴリー ~87.5 nmol/L超では認められない。

結論:75-87.5 nmol/Lまで血中25(OH)D増加毎に死亡率は非線形に減少する。


血中25(OH)D測定の保険適応があれば、随分、指導法が変わると思うのだが・・・

by internalmedicine | 2011-12-22 08:20 | ビタミン  

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