赤ワイン:健康研究偽装

特定の食品・飲料・物品を健康に良いと主張する場合、なんらかの事情がある場合がある。

彼らの主張はワンパターン

”食品 A”には、Bという効果のある”C”という成分が含まれている。 故に、”食品 A”は Bの効果がある。

・・・という詐欺の蔓延

なんたら大学食品なんたら学科の教授などという連中がいまだに”あるある問題”に懲りず同様の主張を繰り返し、文化人・知識人面してもっともらしくしゃべっている。

後半の部分の”成分CにはBという効果がある”という部分に関して、動物実験レベルや検査値効果のみということが大多数で、薬剤臨床治験のような厳格な知見がなされているものは少ない。

ところが、基本研究ですら、fakeが紛れ込んでるとしたら・・・



赤ワインでは ”resveratrol”が良く取り上げられる

コネチカット大学の研究者の、100超ものインスタンスになるデータが偽造であることが判明したとニュース
近年の12ほどの科学的ジャーナルに関して重大な問題があるとのこと。

Dipak Dasという研究者
pubmed: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=Dipak%20Das

コネチカット大学の研究者がかれの7年間145例のねつ造を報告。

resveratrolと健康上のベネフィット研究は2006年以降成長したが、Dasはそれに関与せず、この分野の主要人物ではないとアルバートアインシュタイン大学のBarzilaiは述べているが・・

Red wine researcher accused of fraud
Stephanie Reitz, Associated Press Thursday, January 12, 2012
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2012/01/11/MNIJ1MO400.DTL#ixzz1jIHE2XBx



by internalmedicine | 2012-01-13 09:49 | 環境問題  

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