ホルモン補充療法と乳がんリスク:Million Women Studyにはバイアスありすぎ・・・と批判

南アフリカのUniversity of Cape TownのSamuel Shapiroによると、UK内で行われた 観察研究Million Women Study (MWS)は適切ないくつかのcausalityに関するクライテリアを満たしてないという・・・information bias、 detection bias、 biological plausibilityが問題。


Does hormone replacement therapy cause breast cancer? An application of causal principles to three studies
Part 4. The Million Women Study
J Fam Plann Reprod Health Care doi:10.1136/jfprhc-2011-100229


WHIはランダム化対照研究、MWSは観察研究
MWSは3年毎マンモグラフィー1966-2001年で、分析は2003、」2004、2006、2011年リリースされ、エストロゲン・プロゲストゲンHRTと乳がんリスクの関連性を報告したもの。
既に乳がんがあった被験者の登録があり、マンモグラフィー推奨により登録推進したことも考えられたと主張。されに、閉経状態変化、閉経からの経過期間、閉経年齢、BMIなどのようなデータが交絡要素として関与したと主張。

by internalmedicine | 2012-01-17 15:56 | がん  

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