腹部大動脈検診プログラム
2004年 04月 09日
米国では動脈硬化が主な死因だし、どうしてるんだろうなあとおもってましたが、やっぱり、大問題のようで、検診として国家的にプログラムが行われております。
日本ではたまたま腹部超音波で無症候性の腹部大動脈瘤が見つかる程度ですね。
システミックな検診が必要と思われる部門です。
"Legs for Life"という腹部大動脈検診プログラム(http://www.legsforlife.org)
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米国では腹部大動脈瘤で1万5千人以上死亡、60歳以上の5-7%に相当。
破裂の危険性が高く、治療を必要と考える5cm超の検診プログラムで20人に一人(5.3%)発見。さらに4人に一人(22.5%)が3.5cmで、すぐに破裂する危険はないが、将来的な意味合いで観察の必要な人たちである。
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by internalmedicine | 2004-04-09 16:54 | 動脈硬化/循環器