C型肝炎肝硬変へのインターフェロン療法の効果


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Antiviral Therapy for Cirrhotic Hepatitis C: Association with Reduced Hepatocellular Carcinoma Development and Improved Survival
http://www.annals.org/cgi/content/abstract/142/2/105
Annals of Internal Medicine 18 January 2005 Volume 142 Issue 2 Pages 105-114

肝硬変は肝臓癌の大きなリスク要因であるが、肝硬変患者への抗ウィルス治療の長期的有効性は明らかでなかった。
前向きコホート研究・25の臨床センター(ランダムスタディではない)
345名のC型慢性肝炎と肝硬変患者を登録
介入:271名 600-900万単位 週3回26-88週 ;未治療群 74名
血液検査・腹部超音波検査定期的

6.8年フォローアップで肝細胞癌119名、インターフェロン治療群では84(31%)、未治療群では35(47%)
インターフェロン治療群84(31%)と未治療群35(47%)をフォロー
累積頻度肝臓癌発生頻度は有意にインターフェロン治療群で少ない(Cox model: age-adjusted hazard ratio, 0.65 [95% CI, 0.43 to 0.97]; P = 0.03)
とくのSRV(持続的なウィルス消失効果例)では顕著
フォローアップ中69例が死亡、治療群は45(17%)で未治療群は24(32%)
インターフェロン治療群は生存率が有意に未治療群にくらべ改善 (Cox model: age-adjusted hazard ratio, 0.54 [CI, 0.33 to 0.89]; P = 0.02)
これもSVR例で顕著
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by internalmedicine | 2005-01-19 17:30 | 消化器  

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