“Early supported discharge service”:いい加減 箱もの行政はやめい! >厚労省

、“early supported discharge and rehabilitaion at home”や“day hospital”という横文字が目立つようになりました。

“power rehabilitation”のような和製英語でなく・・・
ゲージンにいわせると、power(電力)普及が日本では遅れているんですかと言われました。脳みその質を疑う和製英語は、これ以上増やしてほしくないものです。
パワーリハビリは、内容も問題だが・・

この方面の和製英語の問題は深刻です。“デイケア”なる言葉が跋扈してますが、“day care”は託児所の意味とかの意味もありますよね。

介護保険上
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デイケア=通所リハビリテーション
デイサービス=通所介護
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なる変な定義ができて、かつ、“ケア”という定義の曖昧な言葉を多用するものだから大混乱です。


早期在宅化へというのは、医療費削減の面では、急務なのでしょう。


ところが国は、「回復期リハビリテーション病棟」とか、介護保険と医療保険から中途半端な“老人保健施設”など、いつの間にか建物が必要な施設を厚労省は強要してきます。

さぞや、建設関係などからは評判がよろしいのでしょう。でもその分だけの金があるのなら、多機能的、多専門職種を集中強化するリハビリテーションの強化にかけるべきです。施設収容の問題点は、生存率の差にも出てきてます。可能ならなるべく在宅・・・経済的・社会的事情で在宅困難なら在宅に近い施設というのが基本では?
日本の厚生行政をみると、特別養護老人ホームへの補助金賄賂で逮捕された岡光事務次官:(自らがこの事業の先頭に立っていただけあって積み深い)の頃の結局は箱もの行政とちっとも変わってないのです・・・

・・・と、以下の“Early supported discharge service”の論文をみながら思いました。


primary health care systemとの緊密な協力、および特に在宅リハビリテーションを重視したextended SU serviceは、ordinary SU serviceと比較して機能的転帰をより改善し在院期間を短縮する(エビデンスレベル:Ib)。
# Indredavik B, Fjaertoft H, Ekeberg G, Loge AD, Morch B. Benefit of an extended stroke unit service with early supported discharge: A randomized, controlled trial. Stroke 2000; 31: 2989-2994
http://www.neurology-jp.org/guideline2003/1_02.html



Early supported discharge services for stroke patients: a meta-analysis of individual patients' data
http://www.thelancet.com/journal/vol365/iss9458/full/llan.365.9458.primary_research.32172.1
Lancet 2005; 365: 501-06
11トライアル(1597名)。
ESDは専門性を有する多職種チームで、選択されたグループ(メディアン41%)で、入院中の患者を選択して行われた。
死亡数:100名のうち6名(95%CI 1-10名)減少に相当
入院滞在数8日減少(p<0.001)。
ADL、在宅化オッズ、満足度なども有意に改善。
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いい加減、厚労省も箱もの行政をやめい!ヒトもの行政に!

by internalmedicine | 2005-02-05 09:50 | 運動系

 

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