アルツハイマー病介護者の凝固系:フィブリン代謝亢進
2005年 03月 05日
Gerontology Vol.51. No1 2005
http://content.karger.com/ProdukteDB/produkte.asp?Aktion=ShowAbstract&ProduktNr=224091&Ausgabe=230503&ArtikelNr=81428
Gerontology 2005;51:7-13 (DOI: 10.1159/000081428)
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Alzheimer病の配偶者の介護者の慢性ストレスは冠動脈疾患や全原因死亡率と相関。
メンタルストレスによって引き起こされたprocoagulant変化、前向きに動脈血栓イベントを検討。
D-dimer、fibrin formation / degradationのマーカーは有意に対象より世話する家族で増加。(688 ± 575 vs. 406 ± 157 ng/ml, p = 0.021).
4つの他の凝固系の値は群間に有意差なし。
古典的リスク要因、BMI、高血圧状態、喫煙、高コレステロール血症、II型糖尿病、薬品で補正しても変わらず。
結論:この所見は、Alzheimer介護者は、凝固系の他の寄与因子と独立してフィブリンのturnoverが増加し、凝固系の他の寄与因子と無関係であることが示唆。
この凝固系の性質が心血管リスクや全原因死亡率を増加させることの関与する可能性。
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アルツハイマー介護者ストレス
Alzheimer caregiver stress: basal natural killer cell activity, pituitary-adrenal cortical function, and sympathetic tone.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=9603682&dopt=Citation
Ann Behav Med. 1997 Spring;19(2):83-90.
不適合を生じている介護者、ACTHが高いが、他の生理学的違いはない。
“介護が健康を害する”というところのメカニズム
http://www.psychosomaticmedicine.org/content/vol61/issue4/images/large/G0454F1.jpeg
(Psychosomatic Medicine 61:420-423 (1999):http://www.psychosomaticmedicine.org/cgi/content/full/61/4/420)
by internalmedicine | 2005-03-05 11:28 | 医療一般