新生児安楽死の問題


BMJに新生児安楽死の問題が記載されてます。

http://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/full/330/7491/560


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オランダでは20万人の誕生に、1年以内に約1000名が死亡。このうち胎児600名、EOLとみなされてmedical decisionとして安楽死がなされている。

The Groningen Protocol — Euthanasia in Severely Ill Newborns
http://content.nejm.org/cgi/content/full/352/10/959?ijkey=cec13a8fd1d85e94beaeb49b00f3fecefa26f5d6&keytype2=tf_ipsecsha


オランダの、Groningen医療センター大学の小児科医指導者であるEduard Verhagenの言葉“正直になるときです。世界中の医師たちはみな生命の終焉には、同情から、慎重である”。専門的な議論の口火を放った。“例外を除いて、医学的治療がその苦痛を緩和しないとき、きわめてsickな新生児を安楽死させることは人道的である”かどうかの議論である。
“治療技術もなく、治療選択方法もなく、緩和ケアにもはや選択方法が無いとき、私はどうしたらいいのですか? 私はその子どもを追っ払いますか。それとも、実際にそれを支援し、その死を援助しますか?”
“私たちはでっちあげを言っているのではありません。子どもが耐え難く苦しんでいるが、直ちに死に直結しない恐ろしい病気が存在するのです。”

昨秋、彼は、政治家にGroningenの小児科医と公的サービスにより描かれたジョイントローカルプロトコール、厳密な基準により慎重に新生児を安楽死させた小児科が殺人で起訴されないというプロトコールに注意を向けさせるよう試みた。

国家的なプロトコールを要求し、こういうケースのアドバイスに関する学際的な委員会を要求している。
ここ数週間彼は国際的な嫌悪対象となった。Groningenの医師たちは、あかちゃんを殺すことを誇りとする殺戮者として描かれ、バチカンはナチスの医師たちと比較した。

ところが、オランダ国内では非難の声は少ない。Verhagenの要求は長い議論の末の行為なのである。

1994年“安楽死報告”法により医師たちに意図的な新生児の生命終焉させたときに報告することが要求された。しかし、1年間に約15名の新生児に当てはまるとされるが、平均3例しか報告されれてない。

産婦人科医Henk PrinsやGPのGerhard Kadijkが1990年代中頃司法判断されて以来、裁判のケースはない。新生児が絶望的に苦しんでおり、信頼できる医学の手段によってそれらの苦痛を縮小することができるかもしれない可能性はなかったので、両方の医者が免じらた。


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“オランダ 新生児 安楽死”
から、検索すると・・・

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死ぬ権利を容認する傾向が拡大!―安楽死の行方― ガーディアン 04-12 5
http://www.u-net.city.nagoya.jp/international/business/05_%201.html
2年前にオランダが世界で初めて安楽死を合法化した欧州において、「死ぬ権利」を容認する傾向が徐々に広がっている。最近では、フランスで尊厳死を認める法案が可決され、オランダでは新生児にも対象を拡大する議論が始まった。

フランスでは03 年9月、事故で全身まひとなった青年の要求に応じ、母親と医師が生命維持装置を停止したことを公表。青年がシラク大統領に「死ぬ権利」を求める手紙を出していたことも分かり、論争に発展した。国民議会(下院)は11月30日、末期患者に治療を拒否する権利を与える法案を可決し、上院で来年初めにも承認される見通しだ。一方、英国の裁判所は、薬物投与などによる安楽死を希望する女性患者とその夫が、安楽死が可能なスイスに向けて出国することを認める判決を言い渡した。オランダでは親権者の同意があれば12歳から安楽死が認められているが、医師会は今年8月、政府に対し、新生児を含む12歳未満にも安楽死の権利を広げるよう検討を要請した。しかし、「本人の意思確認」を原則とする本来の安楽死とは一線を画すべきだと慎重な意見がある一方、医師からは「秘密裏に行われている」との告発もある。カトリック団体などは「モラルの限度を超える」と強く反発している。
http://www.u-net.city.nagoya.jp/international/business/05_%201.html
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メディアの書き方でずいぶん印象が違うものですね。

by internalmedicine | 2005-03-12 12:03 | 医療一般  

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