地球規模での子供の死因(WHO)

やはり感染症・・・しかも治療法は確立されているのが多いというのがやるせないです


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WHO estimates of the causes of death in children
http://wwwthelancetcom/journal/vol365/iss9465/full/llan3659465primary_research326381
Lancet 2005; 365: 1147-52

200-3年において、5歳未満の子供が毎年1060万人死亡し、6つの原因で73%を占める

肺炎(19%)
下痢(18%)
マラリア(8%)
新生児肺炎・敗血症(10%)
preterm delivery (10%)
誕生時窒息(8%)

4つの感染性疾患で過半数を占め(54%)、もっとも死因として多いのはマラリアをのぞけばどのWHOの地域分けでも同様。マラリアによる世界の死亡数の94%はアフリカ地域。栄養不良が基礎疾患として考慮した場合53%で関与。
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インド洋の津波に関する予想される健康被害
http://www.thelancet.com/journal/vol365/iss9465/full/llan.365.9465.tsunami_web_report.32705.1

by internalmedicine | 2005-03-26 11:36 | 医療一般  

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