早漏に関する初めての本格的疫学研究でわかったものは・・・
2005年 04月 15日
PE(早漏)における平均的な膣内射精latency time(IELT)は1.8分で、そうでない人の7.3分であると1587人の4週間研究で明かに。
PEとその女性パートナーにおいては、個人的なdistress、パートナーとの人間的な相互関係、射精コントロールの欠如、思考の不満足さの率が高かった。
http://www.sciencedaily.com/releases/2005/04/050414111105.htm
the Journal Sexual Medicine5月号にPEある(207)なし(1380)の初めての大規模な疫学研究が公表された。
PEある(207)なし(1380)の初めての大規模な疫学研究が公表された。
ストップウォッチで射精までの平均時間を測定したもので、膣内挿入後から膣内射精平均時間:IELATと定義したものである。
この研究はパートナーの意識へのも調査された初めての研究でもある。
主観的要因に及ぶ質問がなされた。IELTへの悩みPE群とそうでない群にもみられた。
IELTは必ずしもPEの診断が十分でなく、主観的なものであり、自制不良などが有益な指標となる可能性がある。
多くの人々はPEについては一次元的に単なる時間の疾患であると考えているが、この論文で主観的要因が大であることが示された。
PEはコモンな性行為障害である。しかし、有益なデータでは1-12%の男性の自己申告でその比率がもとめられていた。
ちなみに治療はSSRIが有用との論文有り
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=10332446&dopt=Citation
by internalmedicine | 2005-04-15 12:06 | 医学