運動前心拍速く、運動中心拍増加が鈍く、回復がおそいと突然死のリスク高い
2005年 05月 12日
Heart-Rate Profile during Exercise as a Predictor of Sudden Death
http://content.nejm.org/cgi/content/short/352/19/1951
NEJM Volume 352:1951-1958 May 12, 2005 Number 19
無症候性のフランス男性で、運動試験後の心拍の挙動が突然死のリスク推定因子であることがわかった。特に、安静時心拍が高い、運動中の増加が低いこと、運動回復中の心拍低下がゆっくりしていることが突然死リスクの増加と関連。
突然死の要因として内在性の自律神経のimbalanceと関連?、
23年フォローアップ、81人が突然死。
心筋梗塞突然死リスク
安静時心拍>75/分:RR 3.92 95%CI 1.92-8.00
運動中の心拍増加が89/分以下:RR 6.18 2.37-16.11
運動終了後の心拍回復ペース25/分未満:RR 2.20 95%CI 1,02-4.74
リスク要因補正後も、3つのリスクは相関がある。
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by internalmedicine | 2005-05-12 17:43 | 動脈硬化/循環器