ヘア・ダイ(髪の毛の染料)使用は明確に癌増加とつながる強力なエビデンスはないというが・・・
2005年 05月 25日
髪の毛の染料と癌の明確な増加を結びつける強力なエビデンスはない。
血液系腫瘍や他の癌は今後の研究が必要という味方もできる。
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Personal Use of Hair Dyes and Risk of Cancer
A Meta-analysis
JAMA. 2005;293:2516-2525.
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/293/20/2516
髪の毛の染料使用の相対リスク:
乳癌: 1.06 (95% CI, 0.95-1.18) (14 studies)
膀胱癌: 1.01 (95% CI, 0.89-1.14) (10 studies)
血液系腫瘍: 1.15 (95% CI, 1.05-1.27) (40 studies)
他の癌(脳腫瘍・卵巣癌、唾液系腫瘍)への影響は1-2の研究程度
パーマネント髪染や広汎使用に関する影響はみとめない
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というが・・・まだ否定できないじゃん・・・だから私は染めない・・・・
by internalmedicine | 2005-05-25 17:50 | 医療一般