米国の外来ケアの質

Quality of US Outpatient Care
Arch Intern Med. 2005;165:1354-1361.
http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/abstract/165/12/1354

6つの指標が改善
-うつ治療(47% vs 83%)
- 高脂血症のスタチン使用 (10% vs 37%)
-成人喘息のICS使用(25% vs 42%)
-小児のICS使用(11% vs 36%)
- 一般検査の検尿使用回避(63% vs 73%)
    ※これに関しては私は不要とする意見反対
-老人の不適切な薬剤回避(92% vs 95%)

黒人の心不全へのACE阻害剤、白人での合併症のない上気道感染症への不要な抗生剤投与の減少が寄与因子にて変動。

【結論】質の低下測定および適度の改善は、米国の外来でのEBMの浸透を時代横断的に必要とする。
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みればわかるが、うつ治療・高脂血症・吸入ステロイドは薬品の浸透度であり、これは時代とともに改善するのが当然、むしろ使用頻度が低すぎるのではないか。

不適切な薬剤という基準も問題、朝日新聞のように多種類をつかえば悪い医者と決めつける場合すらある(膠原病の患者さんなんて、全身性の病気で、ガイドラインに従っても薬剤も他種類と成らざる得ないし、降圧剤の基本は単剤多量より多剤併用が現行推奨されているわけで・・・)

包括的には日本でもそうだろうと・・・地域差などが外来ケアの質と考えられる(それは、塩分をとりやすい地域とか、ATLA抗体が1割陽性の地域・C型肝炎2割陽性地域などとか・・)

by internalmedicine | 2005-07-01 12:10 | 医療一般  

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