高齢者の抗凝固療法

高齢者ほど抗凝固療法の出血リスクが増加するが、もともとの凝固関連疾患によるリスクが大きいので、そのバランスが問題。一つだけ確かなことは高齢者ほどより細かな管理が必要。

─────────────────────────────────
80歳以上と60歳未満を比べ大出血は1.5→4.2/100人年と増加
最高齢群は若年者群に比較して2.7倍

同様に、血栓塞栓リスクも増加。
大出血は1.0→2.4/100人年と増加。:ハザード比として2.2


より頻回のモニタリングで確実に目標INRが推奨レベルを超過しないようにすべきであることを示唆している。
INR目標を低下することも可能性として残るが、経口剤の治療特性が低用量で維持できるかどうか未だ不明でもある。


Arch Intern Med 2005;165:1527-1532.
http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/abstract/165/13/1527

by internalmedicine | 2005-07-15 14:08 | 動脈硬化/循環器

 

<< アポリポ蛋白分画を測るより、総... 尿路感染症:症状が典型的なら検... >>