ビタミンCの心臓疾患リスク減少効果は、社会階層の影響で説明できる



http://www.medscape.com/viewarticle/510232
NEW YORK (Reuters Health) Aug 05 -
社会経済的な状態で、ビタミンCと低心臓発作リスクの関係説明できるとUK研究者たちに従えばそういうこととなる。
血中ビタミンC値とビタミンC摂取はCHDリスクと関連したコホート研究ではに関わらず、対照トライアルでは、ビタミンとCHDリスクには影響がなかった。

研究者たちは、ビタミンC高値は、子供の頃、大人の頃の社会経済的階級の高さと相関しており、その影響が心疾患に予防的に作用する。ビタミンCと人生の内の社会経済的地位とCHDリスクの関係が研究された

Heart 2005;91:1086-1087; doi:10.1136/hrt.2004.048934
http://heart.bmjjournals.com/cgi/content/extract/91/8/1086

イギリス女性心臓健康研究(British Women's Heart and Health Study)からの解析で、人生の社会経済地位の10の指標から、ビタミンC濃度と社会経済的地位のデータを3073名の女性で研究。指標は、職業的社会階級、子供の頃浴室や温水があったかどうか、フルタイム教育終了時、年金準備
フォローアップ中、中央値4年、CHDへの進展158名の女性。CHD率増加するほど、障害の社会経済的指標の低下とビタミンC値が低下。

CHD率は0から4つの社会経済悪化指標に対して1000人年対13.2
6つ以上の悪化指標のときは15.2

多変量解析にて、社会経済状況を考慮に入れた場合、血中ビタミンCと心臓疾患リスクの相関は消失した。


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結論から言えば・・・

富裕層 → 抗酸化ビタミン摂取↑ 
 ↓
CHDリスク↓


にもかかわらず、

抗酸化ビタミン摂取↑=CHDリスク↓ と ミスリード



富裕層が好むものが、心臓に良いという結論が出される可能性があるわけです

もともとビタミンCなんて、晩年Quackeryの権化と化したポーリングが啓発しまくった為でもあり、教育レベルの高い富裕層は偏った情報を仕入れており、サプリメントを買うほど余裕もあるということなんでしょう。

それにしても、田舎にいると、そうそう富裕層でもない老人が生活を切りつめているにもかかわらずサプリメント押し売りに大金をまきとられるということが多く、当方に相談にくることも多いんですが・・・・サプリメントを農協とか職場管理者側、地域社会が促進していることさせあり、やっかいなものです。

そのまえに、疑似社会主義国家日本では、社会階層の話をすることがほとんどない。

by internalmedicine | 2005-08-08 11:46 | Quack  

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