混合ワクチン・集中的なワクチン接種は目標以外の感染症を増やさず・・・というのだが



Childhood Vaccination and Nontargeted Infectious Disease Hospitalization
JAMA. 2005;294:699-705.
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/short/294/6/699

多抗原に対するワクチン、たとえば、麻疹-ムンプス-水痘ワクチンなどが免疫不全を生じ、“overload” mechanismにより非ターゲットの感染症増加を生じるのではないかという仮説がある。それを否定した論文

2900463人年にて、84317の感染症入院。42の関連する要因(6回のワクチン関連要因、7回の感染症カテゴリー要因を含む)のうち、H.influenza type bワクチンと急性上気道感染だけが逆相関(rate ratio, 1.05; 95% CI 1.01-1.08 )。この42の副事象は
42の項目の内のこの副作用は単独で想定される範囲内であり、用量依存的でもなかった。
ワクチンを集めたときに、ワクチン回数の増加と感染に関して副作用はなかった。


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浜六郎さんがつっこみそうな論文だなぁ・・・・
疑似的に言えば・・・・混合ワクチンにて、肺炎の原因となる細菌感染と上気道炎を増加させた・・・恐ろしい事態である。即刻国は混合ワクチンをやめるべきだと・・・・

<効果と副作用は天秤で考えましょう>

by internalmedicine | 2005-08-10 11:39 | 感染症

 

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