ワクチンを利用した炎症惹起モデル




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スウェーデンの科学者が心筋梗塞と炎症に関する関連のエビデンスをもう一つ加えた。

http://www.incirculation.net/acs/18471_53523.aspx

Marie Bennermo(ストックホルム)らは、活性化因子VII(FVIIa)-凝固の遺伝子下コントロールの急性反応を調べた、40才男女の実験的な炎症所見にて
24時間salmonella typhiiワクチン接種前と、後24時間で、血中サンプルを測定し、FVIIa、FVII抗原,tissue factor activityや、thrombin-antithrombin complexを検査した。
加えて、ボランティアにVII遺伝子 Arg353Gln多型を調査し、27名がArg allele、13名がheterozygousで、Aln alleleのhomozygousは居なかった。

ワクチン後のVIIa増加し、10時間後が特にピーク、24時間以内にベースラインに戻った。

VII抗原、TFAなども検出できなかった。
VIIa反応が、ArgArg genotypeで、ArgGln formより有意に目立った変化を示した。
この結果は メカニズムから言えば、感染症と急性心筋梗塞の関係を説明するのに興味ある結果である。

Thromb Haemost 2005; 94: 427?431


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主題とはずれますが・・・
浅学にして、炎症誘起モデルとして、ワクチンをつかうとは・・知らなかった。
動脈硬化性疾患の急性期にワクチンは慎重に使った方が良いかも。
アンチ・ワクチン運動家に使われそうな話です

by internalmedicine | 2005-08-22 09:20 | 動脈硬化/循環器  

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