NBSAP
2005年 09月 22日
と、行政主導型の医療関係者向けの講習会で、持論をのべたら、あんたは馬鹿だと言われた(もう少し丁寧な物言いではあったが・・・)・・・・くそぉ・・・
だがこれをみると・・・やはり・・・私の方が正しい気がする
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Epidemiology, Treatment, and Outcomes of Nosocomial Bacteremic Staphylococcus aureus Pneumonia
(Chest. 2005;128:1414-1422.)
http://www.chestjournal.org/cgi/content/abstract/128/3/1414
末梢血、気道の培養からS aureus検出した206例の検討、60例がNBSAP(nosocomial bacteremic Staphylococcus aureus pneumoni)の厳格な臨床的、レントゲン的、微生物学的クライテリアに合致
結果的にS aureus肺炎はMV施行中の患者で病院の滞在期間を延長し、死亡率増加とIRM rate増加と相関する。
早期治療と治療遅延例では予後、感染関連のLOSでは有意差がないし、MSSAとMRSA肺炎の患者においても差異がない。
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参考:MRSA伝播を防ぐための個室隔離・コホートは無意味
http://intmed.exblog.jp/1523584/
MRSAは現代のハンセン氏病である・・・MRSAが体内に存在するだけで介護施設利用を拒否されることが頻回に生じている・・・事例報道
当方の田舎などは医師が率先して、B型肝炎、C型肝炎、HIV感染、ATLV感染、梅毒をもチェックしているようですが困った問題・・・(参考:URL)
by internalmedicine | 2005-09-22 15:01 | 感染症