ACC/AHA心不全ガイドライン改定のキモ

ガイドラインが変更されたといってもどこが変わったのかよくわからん
製薬会社からの情報は偏りがあり・・・てことで・・・他の医学雑誌のコメントは結構役立つ。

ACC/AHA clinical practice guidelines
http://www.cardiosource.com/guidelines/index.asp

Am J Health Syst Pharm 2005 62: 1953-1956.(http://www.ajhp.org/cgi/content/full/62/19/1953)のまとめ
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1)早期診断の重要性
2)“うっ血性”ということばの明確な除外
 必ずしもすべての患者がvolume overloadを示すわけではない、心不全は古い用語である“うっ血性心不全”という言葉より“心不全”が好まれると記載
3)心不全の診断有る患者では、食事、ナトリウム摂取・アルコール・タバコ、無許可薬剤の使用を聴取する必要がある。ルーチンに、日常生活活動性の能力と実際をチェックする必要がある。
4)ガイドラインは、心不全患者に単純に症状に関する一般的な質問することを避け、かわりに患者が要望することをする能力があるか、また不可能なのかを議論する。

5)単独の試験で、心不全すべてを診断することはできないので、理学所見と病歴から拾い集めるべき。疲労・運動耐容能減少、体液貯留、下肢・腹部の浮腫の徴候を有する患者で疑われる。心不全はまた心臓の状態を検索する途中で、見出さされることもあり、心拡大や他の徴候があるかを検討することがある。
心不全の原因が可逆性の場合があり、多くはないが、ガイドラインで説明されている。
6)治療:

心不全患者の健康状態を改善し、indefinitelyに治療を継続すべき。


心不全患者、ハイリスクの患者で、Stage AやBの患者ではACE阻害剤、ARBsが心不全予防のため推奨されている。
栄養サプリメントは予防に効果がないことと他にサプリメント使用の適応が無い限り、ルーチンに勧められるべきではない。

心臓の構造的ダメージが生じ、心不全ステージCと診断されたなら、ガイドラインルーチン治療に従って、利尿剤、ACE阻害剤やβ遮断剤を含む治療が含まれるべき

ガイドラインでは特異的にβ遮断剤、bisoprolol、carvedilol、metoprollを現在あるいはかつて症状があり、状態の落ち着いている患者にルーチン使用に推奨
ARBsは心不全病期Cで、LVEFの減少した患者で、ACE阻害剤に耐用性のない患者で適応。
ジギタリスの使用は入院の必要性減少が証明されている。
ヒドララジンやnitrateは、病期Cの“reasonable”治療として、ARBやACE阻害剤に耐用性がないLVEF減少患者を対象に記載。
ルーチン治療にCCB や ACE阻害剤・ARB・アルドステロン拮抗剤を含む併用療法を用いるべきでないとしている。
アルドステロン拮抗剤spironolactoneが臨床トライアルで示されるより高K血症による入院・死亡リスクの増加を示すということが説明されている。頻回のカリウム値・腎機能の測定が推奨され、ACE阻害剤とARBの併用はモニタリングの必要性を増加させるとしている。

特異的な介入が必要な末期心不全患者は病期Dに分類、液貯留のコントロールの調整、患者のcomfortableな状態にキープすることが求められる。
ガイドラインは患者の症状をコントロールできない場合の患者や家族とのEOL(end-of-life)について議論の必要性が記載されている、

老人、女性、民族グループといった特異的なグループでの治療について議論が記載が少ないとされることが記載BiDil isosorbide dinitraate-hydralazine hydrochloride合剤をFDAが認可しているが、一つの民族群だけに適応をしぼっためずらしい薬剤である。

by internalmedicine | 2005-09-24 12:15 | 動脈硬化/循環器  

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