お隣の国のCOPD・喫煙・禁煙状況

韓国との比較というのは、地理的要因などを除去できるので、医学上重要な情報。
そして、ヨン様とやらを代表する如く、交流がさかんなわけで・・・

ところが、冬のソナタで高校生で喫煙シーンを垂れ流しやがった・・・故にヨン様とやらには恨みはないのだが、韓国系ドラマは一切見ないことにしている(もともとこういうドラマは百恵ちゃんドラマ以降みてないのだが・・・)

韓国では45才超で17%
http://ajrccm.atsjournals.org/cgi/content/abstract/172/7/842


対して、日本人のCOPD有病率は40才以上で8.5%
http://www.copd-info.net/copd/number.html

諸外国比べれば、50歩、100歩の世界だという・・・

その主因たる喫煙習慣も・・・

韓国は男性の喫煙率は60.5%、女性は5.9%であり、我が国の男性45.9%、女性9.9%に比べ、男性の喫煙率が10%以上高い”らしい。

で、これも50歩・100歩

ただ、“韓国の平均的なたばこの価格は1500ウォン(約1.25ドル、日本円で約150円)である。米国の4.6ドルに比べれば安いが、平均所得の比率を計算に入れると消費者の実感としては米国とほぼ同じであり、日本よりも高いと言える。そのうち租税等負担率は約70%であり(日本は約62%)、内訳はたばこ消費税(510ウォン)、教育税(255ウォン)、付加価値税(136ウォン)、環境廃棄物負担金(4ウォン)、葉煙草生産安定化基金(10ウォン)、後述する国民健康増進負担金(150ウォン)等である”と、比較的入手しにくさを醸し出している。

日本の政府様、もうすこし、タバコ税を揚げて・・・COPDや心臓疾患などに金を使っても良いのでは・・・・たとえば、AED敷設費用に回すとか・・・

そして、日本と同様に、若年者、特に女性の喫煙者の増加が問題のようである。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/218/021811.pdf


ところで、 韓国からの禁煙製品には眉をひそめるものが多い。

“韓国に比べ、日本の喫煙率はまだまだ高いと聞きます”などというふざけた宣伝とともに、ニコチン置換療法と全く異なる、確立されていないニコチン消去薬?の変な宣伝はやめてほしいものだ。http://allabout.co.jp/Ad/204997/1/product/204997.htm


参考:再々再掲:禁煙草って(http://intmed.exblog.jp/237839/

by internalmedicine | 2005-10-04 15:34 | 呼吸器系  

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