健康食品のテレビ放映はインサイダー取引の可能性を考慮すべきだ

NHKも当然だが、民放も含め、特定の食品のテレビ放映というのは状況によってはインサイダー取引にもなりえる。特に寡占性の高い食品は・・・

まいたけ 放映9月14日
http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2005q3/20050914.html

健康食品のテレビ放映はインサイダー取引の可能性を考慮すべきだ_a0007242_11553032.jpg


わたしはもともとNHKには恨みがあるのだが・・・・
NHKは民放に比べてまだ良心的な内容だと思う。たとえば、今話題の大豆イソフラボン関係では・・“過剰の摂取による安全性についてはまだ研究途中のため、食事での常識的な範囲で摂取するようにして下さい。”と2003年放映の番組で書かれていたわけで(参考)・・・

民放は、“(注意)ご自分の体調・体質に合わないと感じた場合は、ご使用をお控え下さい。”と小さく表記のみ・・・・

民放の放送関係者がほんとにインサイダー的な事をしてないのか、調査必要と思う




あるある・・・、昼のみのもんたの番組で 血液さらさらといいながら、未だに、MC-FANを金科玉条の如く、放映しているがいい加減やめてもらいたい。医者や科学者たる者、いい加減な放送に参画するのは自分の権威を低めるのでやめた方がいい。NHKはさらさらの定義を凝固亢進と明示して放映していたのを見たことがあるのだが、すこしは良心的だとおもったのだが、以前の放送素材をそのまま使ったのか・・・また、MC-FANを放送していたときは、NHKに電話してやろうかと思ったが、面独くさいのでやめた・・・

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血液の流れやすさあるいは流れにくさを表す表現として、「さらさら」「どろどろ」という言葉がよく使われる。しかしこれらの言葉は、その状態を感覚的に捉えられるとしても、その捉え方には個人差があり、血液の流れの状態を科学的に表現する言葉としては適当ではない。血液の粘稠度を定量的に表す物理量は粘度(粘性率)である。
(ズリ応力とズリ速度の話・・・)
顕微鏡下で血液の流動状態を観察できるのは、十分に血液を希釈した時のみである。血液を希釈すると血液成分間の相互作用は弱まり、生理的条件での状態を反映しないことになる。
 血液が血管を流れる場合には、ズリ速度は血管の部位で異なり、内皮細胞と血液細胞との相互作用、微小循環での赤血球や白血球の通過能などが血液の流動性に複雑に影響する。血液の流動状態をin vitroで評価した結果は、生体の中の血液流動を必ずしも.反映してはいないことを念頭に置いて解釈する必要がある。(貝原 真 日本医事新報 No4223 p90-91)
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by internalmedicine | 2005-11-07 12:03 | メディア問題  

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