良い死に方 悪い死に方 ・・・・ 終末期患者からの聞き取り調査


終末期患者の死生観、良い死に方、悪い死に方の聞き取り調査
Good and Bad Dying From the Perspective of Terminally Ill Men
http://archinte.ama-assn.org/cgi/reprint/164/9/977.pdf
Arch Intern Med. 2004;164:977-981

余命6ヶ月対象者を対象に聞き取り

“良い死”
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眠るように(n=14)
直ぐに(n=11)
痛みがない(n=11)
苦しまない(n=5)
神とともに穏やかに(n=3)
穏やかに(n=3)
差し迫った死をしらずに(n=3)


“悪い死”
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痛み(n=12)
引き延ばされた死(n=11)
依存(n=8)
苦痛(n=7)
他への負担(n=5)
"おぼれる"感覚 、息切れ
"Not right with God":“神とうまくやっていけない”


重要度
良い死に方 悪い死に方 ・・・・ 終末期患者からの聞き取り調査_a0007242_181519.jpg



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私の戯言
1.緩和ケア・終末期ケアというのは、癌やAIDSだけではありません。COPD患者や間質性肺炎患者、肝硬変末期、心不全末期にも終末期があります。むしろ終末期であることを拒否してしまうことのほうが無為な医療行為にさらされずにすむはずです。
緩和ケアを癌やAIDSに限定してしまったのはどのこアホ役人やアホ学会なのでしょう。帳尻あわせだけの保険医療のため、こういった疾患患者のQOLを下げまくっているのです。
(下村さん逮捕でわかるとおり、保健医療がEvidence-basedでないからこういうことが起こるのです。だれかの裁量だけできめられては困るのです)


2.さすがに、キリスト教圏だけに、“霊的な”部分の記載がやはり目立ちます。

"Peace with God"など・・・

気になるのは、日本人の多くは無宗教なのに、霊的な部分を過剰に取り扱いすぎのような気がします。というのは私の勝手な思いこみかも。

WHOさんが言ってるから、無理矢理霊的を健康にとりこむなんてのは・・・



3.健康な死というのが、ありそうな気がします。いえ、難しいことはわかりませんけど・・

by internalmedicine | 2004-05-11 18:16 | 医療一般  

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