ペットを飼うことと健康

BMJに掲載のこの ペット は  かなり 扱いにくそうだが・・・(笑)
そして、表紙は・・・BMJ流遊びかな(そういえば、毎年恒例、BMJ流悪ふざけまで1ヶ月弱)



2-3年前にペットを無くした私の母は自分の平均余命とペットの余命を考え、ペットはかわないと言っている。だが、老人ほどペットは重要なようである。・・・ちょっと説得してみるか


Pet ownership and human health: a brief review of evidence and issues
http://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/full/bmj;331/7527/1252
BMJ 2005;331:1252-1254 (26 November)

<Summary points>
・イギリスでは、90%以上の飼い主が、ペットを家族として見なしている。
・ペットと分かれることを嫌うことで医療のコンプライアンスの妨げとなる可能性がある
・ペットは、老人・大きな疾患や病気からの回復期にある患者には特に価値があり、
・ペットの死は飼い主に大きな苦悩をもたらす、特にペットが配偶者が鋳なくなったり、以前のライフスタイルと関連が深かった場合
・多くの人々は、ペットの飼い方を満足する方法、管理する方法を、喜んで助言をし、サポートする


McNicholasらは、ペットがその飼い主に対する影響を以下に与えるかの検討を行った。
1980年代の研究では、心筋梗塞後の予後改善など多くの利点が示唆されたが、最近の研究ではその事象を再現できなかった。しかし、飼い主とその健康は広い観点からみると、著者らはペットが良好な健康状態を、心身共に与え、社会的なインテグレーションを与えるとのべている。

ペットをほしがる、持ち続けるべきかの疑問はベネフィットと潜在的問題とのバランスである。UKでは半数の家がペットをもつ、家族としての価値感を有している。
健康問題とペットを飼うことの葛藤が健康への遵守性に障害を与えることもある。アレルギー故にペットから離れると言うことを70%の人は拒否。老人の中には、入院をペットと離れるという理由で拒否するものもいる。
動物による問題は、アレルギーと人畜共通感染症の問題などもある。
けれども、West Virginia大学の研究者たちは、単純に、日々の消毒、ペットのケアで95までアレルギー反応を抑えられるとのべている。

最近では老人保健施設でのペットは包括的な健康問題として考えられ、ペットとの同居問題も解決されようとしている。

ストレスイベントの自覚を減少、不安関連の疾患に対して予防的ともなり、ストレスを扱う上で良好ととなる信頼感が生じ、脳卒中、心筋梗塞、癌などの重篤な疾患からの回復を早める。喫煙、血圧、高脂血症、肥満、運動不足といったリスク要因に防御的に働く。

by internalmedicine | 2005-11-25 15:53 | 医療一般  

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