Difficult Patient



http://www.aafp.org/afp/20051115/2063.html
(Am Fam Physician 2005;72:2063-8. Copyright c 2005 American Academy of Family Physicians.)
すべての医師は、医療に関わる行動的な情緒的な要因ゆえ治療困難を感じる患者に対しても医療を行わなければならない。

治療困難は、患者側要因、医師側要因や、医療システム要因に起因する可能性がある。

患者側要因としては、精神的疾患、パーソナリティー障害、subclinicalな行動特性

医師側要因としては、過重労働、コミュニケーション・スキルの貧困さ、経験不足、曖昧さによる不快

医療システムとしては、生産性の追求圧力、医療全体への不信、受診中断、外的情報の活用により医師の権威の変化(ほとんどの医師は権威失墜し、一部の医師の権威上昇:それが正当かどうかは、テレビ番組出演常連組の質の低さから推測すればかなり疑問)

患者は未治療の精神病理に関して注意深く評価されなければならない。
医師は、職業的なケアを追求し、peerにサポートしなけれならない。

特異的なコミュニケーション技術と医療のの過程の患者の関わりを多くすることがその関係を改善するのかもしれない
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このAFPの記載には具体的方法も書かれている。

医師側からいろいろ書きたいこともあるが、まぁ・・・ぼちぼちと書くことにして

患者側の問題点が主たる、多大なる医療資源や医療機関の効率悪化を生じるDifficult patientの存在がいることだけは理解される必要があると思う

by internalmedicine | 2005-11-26 11:49 | 医療一般  

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