C difficile感染 PPI、H2拮抗剤、NSAIDsでもリスク増加
2005年 12月 21日
さらに、PPI単独、H2RA、NSAIDsでもリスク増加
Use of Gastric Acid?Suppressive Agents and the Risk of Community-Acquired Clostridium difficile?Associated Disease
JAMA. 2005;294:2989-2995.
GPによるC difficileの頻度は、10万対1例(1994年)から22例(2004年)と増加。
PPI使用時の補正rate ratioは2.9(95%CI 2.4-3.4)、H2RAは2.0(95%CI 1.6-2.7)
NSAIDS使用でもRR 1.3 95%CI 1.2-1.5と増加が見られた。
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特に、NSAIDsは新知見か?
病名に気づかなければCDトキシンテストなど行わないので、そのまま治療法が適切に行われない可能性有り、注意が必要な疾患である。
by internalmedicine | 2005-12-21 08:40 | 感染症