特発性肺線維症と過敏性肺臓炎の鑑別をミクロアレイ技術で・・

マイクロアレイ技術によるハイブリダイズ化標式化補完的RNAによる分析で、Hu03、59619プローブを含むもので、46000遺伝子クラスターを含むもので検討。

Gene Expression Profiles Distinguish Idiopathic Pulmonary Fibrosis from Hypersensitivity Pneumonitis
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 173. pp. 188-198, (2006)
HPとIPFを区別するため遺伝子発現を利用するためのもの
HP遺伝子発現は炎症を伴う、T細胞活性化、免疫反応が主体
IPFは組織リモデリング、上皮、筋繊維芽細胞が主体
HP、IPFと鑑別困難であったNSIPの遺伝子発現を比較。2例では、IPF様の遺伝子発現で、他はHPやIPFとも類似しないもので、特発性NSIPの存在を示唆する。



・・・すごいですねぇ・・・もう少しで診断にCTもいらなくなるのかも