Googleが医療に及ぼす影響(NEJM)
2006年 01月 05日
NEJMでもGoogleの及ぼす影響をやはり記載している。
こっちの方が問題点のつっこみが浅い気もするが、NIHやUSの取り組みが書かれている。
(対比すれば、日本の学会の電子ジャーナル化の遅れや版権管理の対応の遅れが目立つと思う。特に各種ガイドラインさえフリーアクセスが保証されてない日本。EBMの基づくなどとほざく厚労省の低脳ぶりがここでも・・・以下略)
Searching for the Right Search — Reaching the Medical Literature
NEJM Volume 354:4-7 January 5, 2006 Number 1
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HighWire Press(http://highwire.stanford.edu/)をホストとする844のジャーナルにどこから参照されているか?
ウェブ上の検索エンジンは、文献検索利用の形を変えている。印刷物を読み、最新の知見を拾い読みすることを継続するが、オンライン上で、Googleからのリンクを利用する形が多くなってきた。
それは上記グラフをみてもわかると思う。
GoogleはPubMedを凌駕しているが、on-line上の検索はPubMedから主にはじまっている。PubMedの利用は漸増しているが、実はGoogleやYahooからの引用やアブストラクトの参照による増加が見られるのである。
NIHも2005年3月2日から改善を行い、電子コピーをPubMedへ自発的に提供することをもとめるようになった。12月には、NIHの基金利用の発表原稿に対する公的発行権に関する立法がなされた。
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余談だが、12月などの冬場というのは、文献検索数が少ないという現象に気づく。休日などが多いせいだろうか?・・・文献検索のかき入れ時は夏場・・
by internalmedicine | 2006-01-05 10:49 | 医学