逆流性食道炎:まず 治療を "Treat first, endoscope later"
2006年 01月 20日
GORDの臨床的レビュー
1)典型的逆流症状の患者では制酸治療で十分。
ただ、典型的症状かた非びらん性食道炎患者の検査は有効でないとする大規模・良好な研究がいくつか報告されているにすぎない。
FoxとForgacsは、GORDを家族性の疾患とするアプローチについて説明
食堂粘膜損傷より症状に注目したものである。
NICEガイドライン(まず、治療を!それから内視鏡を!)の流れと呼応するもので、重症かつ内視鏡的な所見のない患者に有益であろう。
http://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/extract/332/7533/88
BMJ 2006;332:88-93 (14 January)
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BMJ無料アクセスがなくなってしまって (泣)
・・・老人の難治性食道炎は、滑脱性食道ヘルニアが多いようだけど、その辺検討されてるのかという疑問がわいてくる。・・・もっとも、内視鏡より、造影検査(透視やガストログラフィンなどを飲ませたCTを含めた)だろうが
by internalmedicine | 2006-01-20 08:33 | 消化器