喘息に対するラジオ波治療

肺気腫は肺がふくらんでるから縮ませればいいじゃないかと・・・バルブ植え込み

そして

慢性持続性喘息の結果、平滑筋肥厚がみられる・・・なら、直接減らせばいいじゃないかと・・・
ラジオ波治療

 ↓



St. Joseph's Healthcareの研究者たちは、Asthmatix(カリフォルニアのベンチャー会社)の技術である、bronchial thermoplastyという新しい技術が有効であるか、また安全であるかの研究に着手。
このプロジェクトは肺気腫と喘息治療を行うために始まった物で、当初は動的な気道虚脱を有する肺気腫の気道を強固にするという発想から始まったもので、技術を発展させて、平滑筋への効果を求めた物


基本的にはラジオ波エネルギーを用いる方法で、気道壁の平滑筋の量を減少させるもの
(参考:http://www.hospitalnews.com/modules/magazines/mag.asp?ID=3&IID=67&AID=904


たしかに、
9名の報告では副作用は無かったらしい、ただ、2週間以内に一過性の気道の炎症と浮腫認めた。2名4気道の狭窄(25-50%と推定)を5/13日目に認めた。瘢痕化の証拠はない。組織学的には気道の平滑筋の現症がみられ、気道壁や中間気管支周辺の治療への効果の可能性が示唆。
(Chest. 2005;127:1999-2006.)





さて、治療法として確立するまでいくかどうか・・・

by internalmedicine | 2006-01-26 16:35 | 呼吸器系  

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