鳥インフルエンザワクチン(ウィルスベクターを用いた)100%の成功率



Andrea Gambottoって名前はSARSワクチンでもでてたなぁと・・・アデノウィルス・ベクターを使ってるので、そのままヒトに使えるかどうか?
(考えてみれば・・・ウィルスベクターの量を間違えて事故を起こした・・・あのピッツバーグ大学)

100%とという成功率の話に惹かれた・・・


Vaccine provides 100 percent protection against avian flu virus in animal study


ピッツバーグ大学の研究者たちはH5N1ウィルスの重要な成分から鳥インフルエンザワクチンを遺伝子的に合成したと報告した。このワクチンは生ウィルスを含み、鳥インフルエンザワクチンは免疫反応を従来のワクチンより多く引き起こす。
細胞内での増殖であり、より効果が高いと報告者は述べている。

H5N1遺伝子を含まないアデノウィルスベクターのパフォーマンスに比べ、野生種H5N1による感染したマウスは若干異なるワクチンの能力を示す。

アデノウィルス含HAタンパクの全部あるいは部分により免疫化されたマウスのほとんどは症状が出ない。

ワクチンの細胞性免疫反応でみたとき、完全長・部分長のHAでも細胞性免疫はついたが、完全長のHAのみT細胞反応が強力であった。


(抜粋 http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-01/uopm-vp1012606.php

by internalmedicine | 2006-01-27 16:14 | インフルエンザ

 

<< 人工呼吸離脱とステロイド 喘息に対するラジオ波治療 >>