コーヒーはカフェインと関係せず糖尿病リスク減少に寄与

コーヒーとParkinson
コーヒーと脂質
コーヒーと血管内皮

など、コーヒー関係に関してスポンサーが潤沢なのか?


コーヒーの2型糖尿病リスク減少はとカフェインが主原因なのか?・・・Noらしい


Coffee, Caffeine, and Risk of Type 2 Diabetes
Diabetes Care 29:398-403, 2006
http://care.diabetesjournals.org/cgi/content/abstract/29/2/398

寄与因子補正後、2型糖尿病の相対リスクは
1日1杯のコーヒー0.87 (95% CI 0.73--1.03)
2-3杯のコーヒー0.58 (0.49--0.68)

カフェインありのコーヒー1杯増加毎 (0.87 [0.83--0.91]と、カフェイン減量コーヒー(0.81 [0.73--0.90])、フィルターを通したコーヒー(0.88 [0.64--1.23])、インスタントコーヒー (0.83 [0.74--0.93])も同様。

紅茶は、2型糖尿病リスクと関連せず(0.88 [0.64--1.23] )


カフェインがカテコラミンや遊離脂肪酸への影響を介してインスリン感受性低下と関連するという仮説(http://care.diabetesjournals.org/cgi/content/full/27/12/2990)があったが、否定的となった

コーヒーそのものがインスリン感受性を改善することは確か
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/full/291/10/1199-a?ijkey=b249f499a966990efd30a7c1698dda88b5b425f4&keytype2=tf_ipsecsha

今回の論文は、コーヒーのうちのカフェイン以外の要因が抗糖尿病的に働いている可能性を示唆。日本の緑茶は・・・・?



adenosin A1とカフェインてのも・・・

by internalmedicine | 2006-02-09 14:31 | 動脈硬化/循環器  

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