エコロジー運動に誘われて・・・
2006年 03月 02日
本来のエコロジーの概念から逸脱した政治的なエコロジー・エコロジー概念とやらで例のごとく横文字で踊らされ、科学でなく政治思想化したエコロジー
そんな中・・・薪ストーブがはやってるとのことだが・・・それは、慢性閉塞性肺疾患へのリスクがある
環境団体というのは科学的知識が乏しいことが多いと思うのは私だけだろうか?
(もちろん、まっとうな団体もあるんだろうが・・・あんまりみたこと無い)
福祉は北欧、エコロジーはおフランスと・・・何かファッションじみたものを感じるのは私だけだろうか?
Wood smoke exposure and risk of chronic obstructive pulmonary disease
Eur Respir J 2006; 27:542-546
http://erj.ersjournals.com/cgi/content/abstract/27/3/542
症例対照研究なので、今ひとつエビデンスレベルは低いが、
喫煙・年齢補正にて、木・木炭の吸入はCOPDと強く相関とのこと
夏期・冬期ともに使用にて特にCOPDのリスクが高く、木材燃焼にてOR 1.8、木炭にて1.5であり、両者の組み合わせで4.5とのこと
風力発電の今後なるものがあるが・・・
http://www.chem.uu.nl/nws/www/publica/e2004-58.pdf
海上(offshore)発電において、漁協が主体だと漁業補償が・・・って意見は、日本の変な利権を思わせるのだが・・・
by internalmedicine | 2006-03-02 17:25 | Quack