いいとこどりは、どこの業界だ///



苦境を打開したい公社が、政治力を駆使して業務を野放図に広げることは、別の深刻な問題が生じる。官業が民業の補完に徹するのが鉄則だ。税制などで優遇されている公営事業が、民業の圧迫をするような「いいとこどり」はゆるせない。(2005年8月10日 水曜日  朝日新聞 社説 :google cacheと朝日新聞は書いていたのだが、他の業種ではほとんど類をみない再販制度のいいとこどりを主張しているのはどこの業界なのだろう


郵政の時に社説で書いたことくらい責任を取ってもらいたい



新聞の特殊指定にかかわる自民党の動きとリンクする形の新聞報道が2月下旬からなされている。
Blogでも取り上げられている
読売・朝日が特殊指定死守を叫べど、読者も広告も新聞離れ(上)
読売・朝日が特殊指定死守を叫べど、読者も広告も新聞離れ(下)



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日本国内の新聞価格は、自由な価格競争を意図的に阻害する再販売価格維持
(再販)制度に守られていることをご存じだろうか。
現在国内では、再販制度
に守られ、定価で売られている品目は、新聞・雑誌や、レコード、音楽用CD
など6品目だけだ。ただ、音楽用CDなどは逆輸入版が出回るなど、事実上は
自由価格競争の波にさらされている。なぜ、新聞に限って定価販売が必要なのだろうか。 ・・・(http://money4.2ch.net/test/read.cgi/manage/1132051827/261
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他業種は、厳しい自由競争の中にさらされている。


記者クラブ、再販制度(特定指定)、放送事業者の免許更新の厳正化などメディア業界の規制緩和は、医療制度などをいじくり回すより先行すべき問題である。
時代錯誤的な制度でぬくぬくしているのは、政治・行政に利用され、利用しているという悪しき癒着にほかならない。




以下、業界連中の意見


新聞業界ってオモシロイ!?  今だけ委員長の独りごと

http://minihanroblog.seesaa.net/article/13491647.html



新聞の特殊指定「存続」84%望む…読売世論調査
読売新聞社が11、12の両日に実施した全国世論調査(面接方式)で、同じ新聞であれば、全国どこでも基本的に同じ価格で販売することを定めた新聞の「特殊指定」制度について、「続ける方がよい」と回答した人が計84%を占めた。「そうは思わない」は計11%だった。公正取引委員会は、6月までに、この特殊指定を見直す方針を示している。特殊指定が廃止されると、過度の価格競争によって販売店の経営悪化などを招き、配達コストがかかる山間部、過疎地などでは新聞の値段が上がったり、戸別配達(宅配)が打ち切られたりする恐れがある・・・・(http://live22x.2ch.net/test/read.cgi/news/1140378791/l50)




毎日新聞:
社説:特殊指定見直し 国民の利益につながらない




業界様のご意見は、郵政問題のときに郵便局長さんたちのご発言と、同様なものを感じるが・・・
新聞業界は、記者クラブという弊害も含んでいるわけだから余計たちが悪い






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