男性乳癌
2006年 03月 07日

男性乳癌というのは、私にはリアリティーがないが・・・諸外国では日本より多いようである
男性乳癌に関して、USでは、全乳ガンの約1%だが、次第に増加傾向あり
エジプトでは男性乳ガンがやや多く、全乳ガンの6%、ザンビアでは15%
おそらく、肝臓疾患(寄生虫や・低栄養由来)の頻度に起因するという推測もある
日本では少なく、北米でや大英帝国では頻度が高い。
http://www.emedicine.com/radio/byname/breast-cancer-male.htm
日本が例外的に少ない・・・・・・なぜ?
Male breast cancer
The Lancet Volume 367, Issue 9510
男性乳ガン、自体はまれだが、頻度は、71歳でピークである。家族例はBRCA2のほうがBRCA1 mutationより多い。職業性リスクは、高温・廃棄蒸気などだが、電磁界の影響はまだ不明
Klinefelter由来の高エストロジェン、gonadal dysfunction、肥満、アルコール化上、放射線などは影響有るが、女性化乳房は関連認めず
lumpやnipple浸潤が通常であるが、後期が多く、IIIやIV期が40%超である。
多くの腫瘍は管腔性で、10%が管腔性のin situ型である。
手術は、通常腋窩郭清/sentinel node blopsyを含む乳房切除術
放射線治療の適応は、病期によるが、女性の乳ガンと同じ
腫瘍の90%がエストロゲン受容体陽性で、tamoxifenが標準的adjuvant therapyであるが、化学療法でbenefitが得られる場合もある。
ホルモン療法は男性の場合の主な治療法であるが、化学療法もpalliationに役立つことがある。
National Initiativeが必要
female Prostateって、女性の前立腺も騒がれる時代だからら、女性の前立腺癌って有るんですかって・・・・泌尿器のある教授に、ジョーク混じりで聞いたらピンときてないようだった・・・まぁ・・・いいか
ーA case・・・・
by internalmedicine | 2006-03-07 14:07 | 医療一般