鳥インフルエンザ→ヒトへのジャンプは例外か?


鳥インフルエンザは、確実に広がってます

興味のある方は下のURLにてポチしてみたら・・・
 ↓

http://news.bbc.co.uk/1/shared/spl/hi/world/05/bird_flu_map/html/1.stm






トリ → ヒト への jumpは特殊例なのか?


Avian flu: Influenza virus receptors in the human airway
ヒトの気道に分布する結合分子がトリインフルエンザとヒトインフルエンザと異なることを示され、SAα2,3Galと SAα2,6Galサリチル酸がそれである。
Nature 440, 435-436 (23 March 2006)


糖タンパク質および糖脂質に含まれるシアリルラクト系 IおよびII型糖鎖 (SAα2-3(6)Galβ1-3(4)GlcNAcβ1-) を共通のレセプター分子として認識され、トリおよびウマから分離されるウイルスは末端のSialic acid α2-3Gal(SA2-3Gal)結合を、ヒトから分離されるウイルスはSA2-6Gal結合を強く認識していることを見出した。インフルエンザウイルスは末端のシアル酸分子種(Neu5Ac, Neu5Gc, 9-O-Ac-Neu5Ac)も識別している

とのこと


日本の研究者たちは、インフルエンザウイルスは、宿主の受容体シアロ糖鎖のシアル酸結合様式(2-3、2-6)によって進化上の選択を受け、その結果、宿主の壁を越える可能性があることを示していた ・・・とのこと

だが、BBCでは、Wisconsinの研究者たちの話として

"It seems they were just really unlucky and transmitted enough virus to their mouths for it to gain access to the lower lung, a distance shorter in children than adults.

"Casual contact with the virus may therefore not be as dangerous as initially thought."
・・・などと、楽観的に報道されている。



Wisconsinのpress reportをみると、むしろ、日本の研究者たちの悲観的な見解を告げていると思うのだが・・・

by internalmedicine | 2006-03-23 10:20 | インフルエンザ  

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