呼吸器リハビリテーション関係

医療保険改訂について、続き・・・メモとして・・・

思ったこと・・・
COPDの病期分類と重症度の混同が、設定者側にある(後述)
改訂の大元の資料であるガイドラインがWebで無料で入手不能(版権主張されると購入せざる得なくなる)



呼吸器リハビリテーション関係改訂
http://pthoken.com/18/kannkeikokuji.htm
 疑義照会:http://pthoken.com/data/gigi01.pdf


対象疾患
ア 急性発症した呼吸器疾患の患者とは、肺炎、無気肺等のものをいう。

イ 呼吸器疾患又はその手術後の患者とは、胸部外傷、肺梗塞、肺移植手術、慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対するLVRS(Lung volume reduction surgery )、肺癌、食道癌、胃癌、肝臓癌、咽・喉頭痛の手術後等のものをいう。

ウ 慢性の呼吸器疾患により、一定程度以上の重症の呼吸困難や日常生活能力の低下を来している患者とは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、気管支拡張症、間質性肺炎、塵肺、びまん性汎気管支炎(DPB)、神経筋疾患で呼吸不全を伴う患者気管切開下の患者、人工呼吸管理下の患者、肺結核後遺症等のものであって、次の(イ)から(ハ)いずれかに該当する状態であるものをいう。

 (イ)Medica1 Research Counci1 Scale で2以上の呼吸困難を有する状態
 (ロ)慢性閉塞性肺疾患(COPD)で日本呼吸器学会の重症度分類の2以上の状態
 (ハ)呼吸障害による歩行機能低下や日常生活活動度の低下により日常生活に支障を来す状態。




BRCスケール
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日本呼吸器学会の重症度分類
:診断と治療のためのガイドライン(第2版)p28

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病期分類の表のみ提示
そして、本文には・・・「COPDの病期分類は、気流制限の程度を示す1秒量(FEV1)で行い、重症度を反映する」とある。・・・原文に病期と重症度の混同がある
なお、診断はFEV1/FVCであることも言明されているが・・・ガイドラインのあいまい性と今回の改訂のあいまい性により・・・現場に混乱がもたらせるであろう


なお、BODE indexのようなものが、栄養などを加味した予後指標に重要となりつつあると思うのだが


ガイドラインも改定もどっちもやっつけ仕事なり

by internalmedicine | 2006-04-02 10:49 | メモ  

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