飲料水フッ素天下は骨肉腫リスク増加?
2006年 04月 13日
http://www.webmd.com/content/article/120/113995
少年期におけるフッ素添加飲用水の摂取と骨肉腫の関連に関する研究結果
【4月6日】フッ素を添加した飲用水を摂取した男児は致命的な骨肉腫の発現リスクが高い、と新規研究結果が示唆している。
Elise Bassin, DDSは、ハーバード大学の博士論文として2001年に本研究を完了した。Bassin博士は現在、ハーバード大学において口腔衛生政策および疫学の講師を務める。この研究は、『Cancer Causes and Control』5月号に掲載されている。
Bassin博士らが得た主な知見によると、中程度以上の濃度のフッ化物を飲用水に添加する地域で育った男児では、微量または全くフッ化物を含まない飲用水を摂取した男児に比べて、骨肉腫の発現頻度が高かった。
このリスクが最も高かったのは、高濃度のフッ素添加飲用水を6-8歳の間に摂取した男児であった。この時期は小児にとって重要な成長期である。これらの男児における20歳までの骨肉腫発現頻度は、摂取レベルが最低であった男児に比べて5.46倍高かった。女児への影響は認められなかった。
記事では予想外と書かれてるが・・・ずいぶん前から報告があるようであるJ Am Dent Assoc. 1991 Apr;122(4):38-45.
その後も多くの報告があるようだが・・・
他に、骨の強さは骨のフッ素内容にて2相性の変化を示す。最大の強さを大たい骨でしめすには1,100ppm-1,500ppm
Journal of Orthopaedic Research Volume 10, Issue 4 , Pages 581 - 587
・・・いろいろあるようだが、虫歯予防とのバランスなのだろう・・・
by internalmedicine | 2006-04-13 12:30 | 医療一般