Bronchial Thermoplasty:喘息
2006年 05月 02日
bronchial thermoplasty
動画付:http://www.air2trial.com/Asthmatx_Lg.html
(Asthma Intervention Research 2 (AIR2) Trial の紹介)
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 173. pp. 965-969, (2006)
Gerard Cox(McMaster University)は小規模の非ランダム化安全性研究
ラジオ波は、気道の平滑筋が気道過敏性を減少させると報告
平滑筋を介した気道収縮を抑制する目的で、16名の安定期喘息で、気管支ファイバースコープにて直接当てるもの
2年研究で、312の副作用:一過性で気管支鏡後で、97%は軽症から中等症、3つの重篤な副作用:偶発事故は3つで、ピーナッツへの過敏症、卵巣嚢腫、部分的乳房切除
気道過敏性の改善が見られ、PC20は2.37改善、1年2.77、2年で2.64(P<0.001、P=0.007、P<0.001)
12週間で改善した結果:
* ベースライン時、無症状期間平均50%→73% P=0.015.
* 12週フォローアップ期間、無症状日数67%増加
* 朝と夕方のPFともに改善
結果を見ると安全で、よさそうなのだが・・・
by internalmedicine | 2006-05-02 14:41 | 呼吸器系