Tamifluの合成

見慣れないジャーナルで、難しいなぁ・・・と思いつつ・・・

インフルエンザの特効薬タミフルを植物原料を使わず化学的に製造する方法を東大大学院薬学系研究科の柴崎正勝教授らのグループが開発した。
http://chemstation.livedoor.biz/archives/2006-02.html
って話の論文が出るとのこと・・


Journal of the American Chemical Society(May 24, 2006)

Tamiflu製造のボトルネックは八角(Star anis)の不足である。

the Journal of the American Chemical Societyの5月24日号に、Tamiflu製造に関する新しいレシピの2つの研究が発表される。
柴崎正勝教授が開発し、E.J. Coreyが別の合成法を開発したとのこと。

Coreyプロセスは、豊富で安価な材料で、困難な製造段階を克服したもの。
Rocheの製造方法よりステップが少なく、butadieneやacrylic acidで合成を開始するもの

Chemical & Engineering Newsの記事も参照

by internalmedicine | 2006-05-15 15:32 | 感染症  

<< ケトプロフェン外用剤の副作用 ... 島根県 赤ひげ強要地域 >>