年齢層別化コロノスコピー 乳癌におけるMRI検診
2006年 05月 24日
50代のコロノスコピーを受けさせる努力をもっとすべきであり、年齢に於いて層別化したストラテジーが必要であろう。
Linらの分析:JAMA. 2006;295:2357-2365.
検診colonoscopyを受けた人の横断的研究により老人と若年でのCRC(大腸癌)検出検査を行う時にlif-yearsを推定。
CRCの頻度の高い老人では、80歳以上でのcolonoscopy検診はlife expectancy experiencedは50-54歳のヒトに比べてわずか15%程度と推定。
Singhらの報告:JAMA. 2006;295:2366-2373.
colonoscopy陰性後のCRCリスク減少の程度と期間を検討し、colonoscopy陰性では一般にくらべて60-70%リスク減少し、10年以上リスク減少が持続する
BRCAの検査は米国では、そのEthicalな問題を含め、数百ドル~数千ドルのコスト前提で、検討されている。
MRIはmammographyより高リスク群では早期に乳癌を検出する。
Plevritisらは、コンピューターシミュレーションにてBRCA1・BRCA2 mutation陽性の女性の検診のコスト・効果を評価した。
MRIを加えることでは年齢によりそのコスト効果は変動。
QALYあたりのコスト効果閾値をベースにすれば、BRCA1 mutation女性では毎年MRI
+mammographyが35-54歳にてcost-effective、2年ごとMRI+年ごとのmammographyが35-54歳のBRCA2 mutationではcost-effective
JAMA. 2006;295:2374-2384.
by internalmedicine | 2006-05-24 10:03 | くそ役人