Sleeper effect: たった一本のタバコで・・・依存
2006年 05月 29日
たった一本のたばこにより、喫煙衝動として、3年以上影響を及ぼすことが、10代の喫煙習慣研究にて、Tobacco Control誌に発表された。
これを “Sleeper effect” と 呼ぶようである。
Vulnerability to smoking after trying a single cigarette can lie dormant for three years or more
Tobacco Control 2006;15:205-209;
11歳の時のたった一度の喫煙の研究(n=260)で、継続しなかった生徒も全く喫煙しなかった生徒(n=1719)に比べて後に喫煙する傾向がある。それは喫煙しない3年後であったも、その影響は続くのである。14歳時のオッズ比は、一度もためしてない群と比較して、一度だけ喫煙した群では2.1(95%CI 1.2-3.5)である(性、民族、貧困度、両親の喫煙、疾患補正後)
毎日新聞の社説がいかに馬鹿げているかが、また、判明された。
タバコはGateway Drugという認識で、Teenagerの喫煙を阻止することが大事である。
馬鹿なメディアは早く世の中から消えた方がよい!
by internalmedicine | 2006-05-29 16:48 | 医療一般