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こどものインフルエンザは多く見逃されている

テポドンの陰に隠れたが、タミフル服用後転落しとの事故で・・・

マスコミ大暴れ! タミフルの副作用と決めつけ、異常行動!
片っ端からニュースを見たが、異常行動が目立ったのはフジテレビ・日本テレビ・NHKであった(テレビ東京系はうちはネットされてない)
・・・断定してた馬鹿放送局No1!はフジテレビ!

書きたいことは以前書いたので、「タミフル服用で行動異常死」学会報告を参照いただきたい。


現時点でタミフルと異常行動に関しては結論じみたことは何も言えない・・・というスタンスであるべきなのに、マスゴミの暴走が目に余る。・・・日本における感染症のスタンスはマスゴミの度重なる異常行動により変質してしまっている。反ワクチン・反薬剤運動はグローバルなものらしいが、その極論が行政の主流となってしまうのは日本の異常なところで、背後にに恣意的なものを感じる。


ただ、日本では、迅速検査・タミフルという均質な診療行為が広がってしまい(これは日本の患者・医療機関の相互の勉強熱心さの結果というべきだろう)、少々特殊な国になってしまった。



権威筋からこどもの迅速キットの重要性とその限界に関して注意がなされている。
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一方で、健保団体によっては小児の迅速検査を可としないところもある(健保の判断根拠はお役人的であり、理論が通じないところが多いのだが、勝手に適用外と判断され、過剰請求とされる現実があるのだる・・・マスゴミは報道しないのだが・・)。



米国では、迅速キットなど金のかかる検査は徹底されてないので、日本とはかなり異なる状況と思われる。


米国の実態:"驚くべきことに、検査診断確定インフルエンザ患者のごく少数しか治療医師によって診断されてない。入院において、28%のみ、外来においては17%という事態である”


インフルエンザは、極軽症から重症まで重症度に於いてばらつきがあり、臨床診断のみで行われるとたくさんの見逃しが想定される。さらに、インフルエンザは超過死亡と関係し、急性下気道感染へ進展入院・病院受診の引き金であり小児に於いて重要な気道感染症である。1999年、New Vaccine Surveillance Network (NVSN), sponsored by the Centers for Disease Control and Prevention (CDC)が前向き研究をはじめ、2002年以前では6ヶ月未満の子供のみワクチン推奨、2002-2003、2003-2004年では6-23月齢全例に推奨、結局2004年には6-23月齢の子供にルーチンに推奨されるようになった。

従来はモデル化研究は2歳未満における研究でであり、その結果は老人と同様の入院寄与率と判明されている。

しかし、子供の世代における、検査上確定されたインフルエンザでの入院率・外来受診率などはまだ十分研究されてない。ワクチン接種6-23月齢という新しいガイドラインにて調査されたもので、New Vaccine Surveillance Network (NVSN)は、CDCスポンサーが主体となり、1999年開始し、前向きに調査研究なされたものが発表された。
今回は、インフルエンザによる病院受診関与比率決定のため、5歳未満の小児の前向きのサーベイランスを行い、急性呼吸器感染あるいは発熱を有する外来・入院患者での調査とあわせ、MVSN研究と異なるやり方であった。

The Underrecognized Burden of Influenza in Young Children
NEJM Volume 355:31-40 July 6, 2006 Number 1
発熱・気道感染を有する子供で、インフルエンザの臨床的診断は入院で28%であり、外来で13%である。

5歳未満にて検査レベル・RT-PCR指標による診断方法で、5ヶ月までの子供で4.5/1000、5歳までの子供で1/1000という比率であった。
インフルエンザ関連年間入院率0.9/1000人、 2002-2003年にてインフルエンザ関連の外来受診推定 50、ED受診 6(2002-2003年)、同様に外来受診推定 95、ED受診 27(2003-2004年)

インフルエンザ検査による確定の子供は、入院にて28%、外来にて17%と少数である。


結論:若年児にて、外来受診は入院患者の10-250倍であろう。インフルエンザのかなりが見逃されている。



日本の医者というのを日本のメディアは過小評価し、まるで、米国の医療がよいかのような誤った情報を報道し、日本の医療が常に間違いであるかのようなミスリーディングの存在
保険者の根拠無き査定、それによる萎縮医療、そういったものが垣間見える・・・

by internalmedicine | 2006-07-06 12:03 | 感染症

 

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