心不全CPAP治療で肺機能・運動耐容能改善
2006年 07月 21日
Effects of Continuous Positive Airway Pressure on Pulmonary Function and Exercise Tolerance in Patients With Congestive Heart Failure
(Chest. 2006;130:157-163.)
Prospective blind randomized clinical study.
24名のCHF(class II or III)で拡張型心筋症患者を30分のCPAP治療・呼吸運動(CPAP群)群と呼吸運動だけ(対照群)に割り付け14日間1日1回使用
肺機能FEV1、FVC測定、運動耐容能は6MWT
パラメータ測定は前、4,9,14日
FVCはCPAP治療によりFVC(9日後16%の最大増加)、1、(14日後14%の最大増加)と両パラメータとも増加であるが、対照群は有意な変化がない。
CPAP群で歩行距離の改善が見られ、約28%ベースラインより改善し、対照群は有意な差がない
【結論】このデータはCPAP治療2週間にて肺機能の改善、運動耐容能の改善を認める
左室駆出率の改善もあるそうで・・・
CMAJ • February 22, 2000; 162 (4)
次は、駆出率温存型心不全への臨床研究かな?
by internalmedicine | 2006-07-21 14:13 | 動脈硬化/循環器