利尿剤 スピロノラクトンが消化性潰瘍や出血と関連?

スピロノラクトンが上部消化管の潰瘍や出血と関連するという症例対照研究

pdf (BMJ, doi:10.1136/bmj.38883.479549.2F (published 13 July 2006))
18歳以上の全ての住民(1996年1月1日~2003年9月30日)
アルコール症や胃腸癌の既往を除外。対照は年齢毎の胃十二指腸潰瘍・上部消化管出血(誕生年)、性などをあわせたもの

306645名のうち、523例が胃十二指腸潰瘍と上部消化管出血で、対照5230例

スピロノラクトン現行使用にて2.7倍の胃腸イベントの増加(95%信頼区間1.2 ~ 6.0)



アルドステロンはfibrous tissueの形成を促進し、糖質コルチコステロイド受容体結合する。11βhydroxysteroid dehydrogenae酵素が十二指腸、胃で発現し、それが胃のびらんの治癒に影響を与えているという考察。


Replyで、①H.pyloriへの影響、②粘膜内pHへの影響についてはどうかという意見があった。症例対照なので、まだ、結論的なことはいえないのでは・・・というまっとうな意見


臨床的に考えたこと無かったんで・・・これからは注意していきましょう。
心不全治療に欠かせない薬剤となっているので・・・

by internalmedicine | 2006-07-26 16:52 | 消化器  

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