セロトニンは自己相互相互的に食事摂取を調整する
2006年 07月 27日
Serotonin Reciprocally Regulates Melanocortin Neurons to Modulate Food Intake
Neuron, Vol 51, 239-249, 20 July 2006
セロトニン1B受容体(5-HT1BRs)の活動により、セロトニンがmelanocortin受容体のアゴニスト・アンタゴニストの内在性の遊離を制御し、中枢性の体重コントロールホメオスターシスにコアな役割を果たす。セロトニン誘起性低食欲はmelanocortin 4のdownstream activationがあり、それは、melanocortin3ではなく、受容体でもない。
エネルギーバランスのセロトニン性の調整を元にしたメカニズムが同定されたことになる
抗肥満薬のデザインとしてFen-phen以降10年有害副作用が多くなってきている。
脳内のセロトニン値に影響を与える検査で、セロトニンがあるニューロン、melanocortin-4受容体(MC4R)を活性化し、食欲を抑制し、正常の食欲をつかさどるニューロンを同時に遮断する働きがあることが判明した。

(NEJM 2003
視床下部に存在する食欲中枢にいくつかのホルモンが影響を与えている。1例としてαメラニン細胞刺激ホルモン(α-MSH)というmelanocortinアゴニストで、食思不振ペプチドはprecursor propiomelanocortin(POMC)のproteolytic cleavageにより生成され、melanocrtin 4 受容体のアゴニストの可能性があり、重要な脂肪細胞から中枢神経へのフィードバック信号となりえる。

ニューロン7月20日号に掲載されたのは、セロトニンの役割を強固にするものであり、感情、情緒、睡眠の調整薬として、体重コントロール上重要な経路である脳内のmelanocortin系に影響を与えるものであることが発表された。
肥満創薬へまっしぐらのよう・・・
ところで、副作用:体重増加 の ある薬剤 というのは・・・よく経験する
<表>
by internalmedicine | 2006-07-27 15:18 | 医療一般
