検査に関するシステミックレビューは貧弱なものが多い


Systematic reviews of diagnostic tests in cancer: review of methods and reporting
BMJ 2006;333:413 (26 August)

“診断試験の出版されたレビューの信頼性・臨床的な明瞭性は貧弱な手段と報告によってなされている”
Mallettらは、89の癌の診断検査に関するシステミック・レビューのうち、44は表化された、36は検査方法の詳細の報告のみ、15は被験者の疾患重症度の報告

診断検査のシステミックレビューはデザイン・施行方法、プライマリ・スタディーでの結果、レビュー方法などの詳細な提示が必要。Cochrane Review of Test Accuracyで今後必要であると結論。

nclusion criteriaを75% (67) 記載、 検査の表集計49% (44)、研究デザインの詳細報告40% (36) 、臨床状況報告17% (15) 、被験者の重症度に関する報告17% (15) 、腫瘍がプライマリなのか転移なのか、再発なのかについての報告49% (44)

詳細評価25レビューのうち、レビューの標準化されたレファレンスをのべているものが68% (17) 、指標テストの陽性の定義に関する報告が36% (9) 、ここの研究の感度、特異度、サンプル際についての報告が56% (14)

89のレビューのうち、公式な合成結果をしめしたものは61% (54) で、研究の質の評価を行っているものは32%



25のレビュー評価による“Star Plots"

by internalmedicine | 2006-08-25 10:48 | 医療一般  

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