都市部病院の食事はビタミン活性低下しているらしい
2006年 10月 20日
Journal of Foodserviceって医学雑誌があって、
都市部の病院では、患者に到達するまでに、ビタミンCの栄養学的質が86%まで低下するとのこと、ビタミンCを含む多くの栄養素は高温で変性し、患者に出されるときに保温されるため、栄養学的な低下が観察されるとのこと
Journal of Foodservice Volume 17 Page 135 - June 2006
栄養学的な改善は治癒や回復を早くするので、入院期間短縮につながる可能性がある。
栄養素を損失させないような方法論の改善が望まれる。
医師、栄養士、メニュー作成者は標準的な栄養指標に頼るだけでなく、理想的な状態での標準であること、様々な扱い、保存法法、配膳方法でその栄養価がさがることを考慮すべき(Hospital Food Could Lack Nutritional Value)
・・・との解説
入院期間短縮の論文・・・あるんだろうか?
抗酸化ビタミン・サプリメントに関しては玉石混淆・・・だったはずで、
食品栄養成分としての論文はまともなのに出会ったことがないのだが・・・
Nutritional Management in Long-Term Care:Development of a Clinical GuidelineThe Journals of Gerontology Series A: Biological Sciences and Medical Sciences 55:M725-M734 (2000)
by internalmedicine | 2006-10-20 15:36 | 医療一般